Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
Fluent UI BlazorのDataGridの使い方
Search
tomokusaba
October 27, 2023
Programming
0
680
Fluent UI BlazorのDataGridの使い方
.NETラボ勉強会2023年10月
Fluent UI BlazorのDataGridの使い方
https://dotnetlab.connpass.com/event/296773/
tomokusaba
October 27, 2023
Tweet
Share
More Decks by tomokusaba
See All by tomokusaba
Webアプリをできるだけコードを手書きしないで作ってみる
tomokusaba
2
230
Azure OpenAI Serviceのプロンプトエンジニアリング入門
tomokusaba
3
970
プロンプトエンジニアリング入門
tomokusaba
2
1.2k
Sementic Kernelのネイティブ関数について
tomokusaba
0
940
C#でのPlaywrightを使ったE2Eテストの実際
tomokusaba
0
460
「インフラ初心者」…からのPlaywright Testing
tomokusaba
1
330
Fluent UI Blazorの新しいComponentについて
tomokusaba
0
310
「インフラ初心者の私がAzure VMで.NETアプリをホストするまでサンタを帰さない」の続き!
tomokusaba
1
320
Sementic Kernelのネイティブ関数について
tomokusaba
0
290
Other Decks in Programming
See All in Programming
ts-morphを使ってコードリプレイスとASTへのハードルを下げる!
nyawach
5
320
Documentation testsの恩恵 / Documentation testing benefits
ssssota
1
550
Fragment Composition of GraphQL
quramy
14
1.7k
Next.js App Router
quramy
14
2.3k
Node.js v22 で変わること
yosuke_furukawa
PRO
12
4.2k
GoでParserを書く
karupanerura
1
220
戦略的DDDは重いのか? / Is strategic DDD heavy?
pictiny
3
2.1k
株式会社ゼネテック
genetec
0
120
チーム立ち上げにAWSを活用したらClaudeさんに褒められた話
mkdev10
3
230
Effectで作る堅牢でスケーラブルなAPIゲートウェイ / Robust and Scalable API Gateway Built on Effect
yasaichi
7
1.2k
GitHub Actionsの痒いところを埋めるサードパーティーランナー
dora1998
2
250
JS RPCを理解する
yusukebe
5
250
Featured
See All Featured
Imperfection Machines: The Place of Print at Facebook
scottboms
261
12k
Automating Front-end Workflow
addyosmani
1357
200k
Web development in the modern age
philhawksworth
203
10k
Design and Strategy: How to Deal with People Who Don’t "Get" Design
morganepeng
117
18k
Responsive Adventures: Dirty Tricks From The Dark Corners of Front-End
smashingmag
245
20k
YesSQL, Process and Tooling at Scale
rocio
165
13k
Infographics Made Easy
chrislema
238
18k
Scaling GitHub
holman
457
140k
Designing Dashboards & Data Visualisations in Web Apps
destraynor
226
51k
Code Review Best Practice
trishagee
56
15k
Facilitating Awesome Meetings
lara
43
5.6k
Design by the Numbers
sachag
274
18k
Transcript
Fluent UI Blazorの DataGridの使い方 株式会社SAKURUG プロダクトDiv 草場 友光 .NETラボ 2023年10月
自己紹介 • 普段は主にシステムをAzureにモダナ イズする仕事をしています。 • コミュニティ活動を通じて知識をアッ プデートしています。 • 2022/08-2024 Microsoft
MVP (Developer Technologies) • tomo_kusaba
宣伝 【VISION】ひとの可能性を開花させる企業であり続ける VISIONに共感できる仲間募集中。
注意 • 個人の見解・解釈が多分に入っています。 • 見解の相違・事実誤認などありましたらご指摘ください。 • FluentUIBlazor3.2.2の内容に基づいています。 • #dotnetlabでtweetすると左側に表示されます
今日の目的 • Fluent UI Blazor 3がリリースされました。 • 先月はコンポーネントの外観について見てみましたが今月は一番 よく使うと思われるDataGridに着目して見てましょう •
前提:Blazorの基本的な知識
本題の前にASP.NET Core in .NET8 RC2 • Blazor WebAssembly template update
• これまで.NETラボで何回か紹介してきたBlazor WASM Hostedのテンプレート廃止 • 認証のドキュメントも.NET8よりBlazor WASM Hostedにつ いての記述削除 • Blazor WASMはGithub PagesやAzure static Web Appsにホストするためのソリューション • Blazor WASM HostedはASP.NET Coreサーバが必要のた めBlazor Appsに移行が推奨
Fluent UIとは • Microsoftが提唱するUIデザインシステム • W3C準拠 • Fast上に構築されている • このFluent
UIの実装をするために用意されたMicrosoft 公 式のBlazorUIコンポーネントが Microsoft.Fast.Components.FluentUI • すべての主要なブラウザで動作する
なぜ、Fluent UI • Fluent UIには哲学がある! • コンポーネントを提供するのみならずその使用方法、配置方法、設 計原則が厳格に決められている。 • 他のデザインシステムでもコンポーネントの配置方法やデザインの
指針などは決められているが、その上位の指針までは余り見たこ とがない。
Fluent UIのすすめ • Fluent UIにはデザインシステムとしての設計ガイドラインがある • アクセシビリティの配慮、レウアウトの方法、色の使用法などUIコ ンポーネントを使用してそれらを配置する方法について語られて る •
これらを遵守することでシステム間をまたがった同等の操作性が 実現
Fluent UI設計原則 • 参考にしましょう →https://fluent2.microsoft.design/design- principles
Fluent UI Blazor 4について • 現在、Preview.1中 • 名前空間が Microsoft.FluentUI.AspNetCore.Componentsに変更 •
.NET 8以降のサポート • FASTプロジェクトから一旦独立
DataGrid • 内部的にはQuickGridのコードを流用して作成されている • 表形式のデータを表示するために使用される
DataGridの基本 • IQueryable<T>のデータ型を用意しよう • Itemsプロパティに指定 • カラムはPropertyColumnで
??セルにボタンを作りたい!! • PropertyColumnに代わりTemplateColumnを使う! • ポイント1 行を識別するキー情報をDataGridのItemsに入れ ておく。必ずしも表示する必要はない。 • ポイント2 OnClickイベントでキー情報をメソッドに渡してあげ
る • 2点でどの行をのボタンが押されたかを識別する
??条件によって色をつけたい • FluentDataGridのRowStyleプロパティまたはRowClass プロパティを使用する • TGridItemで指定した型(行の型)を引数としてstringを戻り値 として持つメソッドを定義してRowStyleまたはRowClassプロ パティに設定する • それぞれ、スタイルを変更する条件によって異なるスタイルシート
文字列またはクラス名を返すようにする
??条件によってセルの内容を変えたい • TemplateColumnを使用します。 • TemplateColumnの中は自由に条件式などを記述できるので if文などを記述し思いのままに。。。
??セルの内容が長文になるのを折り返 したい • Classにmultiline-textを設定する • (本当は用意した当初はTemplateColumnでdiv要素を使って スタイル設定するネタでしたが簡単にできる手段が用意されまし た👏)
??タイトルが長文になるのを折り返した い • TemplateColumn内のHeaderCellItemTempleteを使用 する • いままで、Titleプロパティで設定されていたものが HeaderCellItemTempleteがある場合テンプレートに代わり HeaderCellItemTemplete内に記述されたものがそのまま タイトルに出る
• div要素でスタイル設定すればよい→単なるスタイルシートの知識 があればあとはいける!!
まとめ • HTMLやスタイルシート書きたくないよって思ってUIコンポーネ ント使っているはずが細かいことやり出すとどうしてもHTMLや スタイルシートが顔を出す!! • やっぱり、知識としてはHTMLやスタイルシートを憶えておいて損 はないけどもUIコンポーネントでこれをいかに局所化できるかが 勝負
参考文献 • Welcome to the Fluent UI Blazor components library
• Microsoft Fluent UI Blazor components
おしまい おしまい